クレジットカード現金化は法律違反するものなのか

法的に取り締まることができない現金化

貸金業法が改正されるなど借金を取り巻く環境が激しく変化していく中で注目されているのがクレジットカード現金化です。
最近になって特に注目されるようになったサービスなのですが実際にはこのサービス自体はかなり以前から存在していました。
消費者金融の利用者でなくてもクレジットカードを持っている人は少なくありません。
いわゆるお金持ちの人というのは消費者金融を利用する必要はないのですがクレジットカードは持っておく必要性があるでしょう。
最近ではショッピングセンター、レンタルDVDなどの利用でもクレジット機能の付いたカード入会を勧められることも少なくないので自分で希望していなくても所有するクレジットカードの枚数が増えていく世の中なのです。
これをうまく利用すれば現金払いよりも無いかとお得であるケースが多いので日常生活においてクレジットカードは欠かせない存在になっています。
ここで現金化です。私が知る範囲ではクレジットカード現金化サービスが新聞広告などで見かけられるようになったのは6-7年前ではないかと思います。
その当時はあまり業者も多くはなく、広告文章もなんとなく回りくどい感じでなんとなく日陰商売という印象がありました。
しかし現在ではクレジットカード現金化業者が非常に増加してほとんどの広告はわかりやすくなり、すっかり認知されるようになってきました。
そこで思ったのは、ここまで業者が増加してきたという事は昔のイメージの日陰商売ではなく市民権を得られている業種であるため合法なのだろうと。
違法商売でここまで堂々と広告すればどうなるかは明らかですからこれだけ堂々と広告されているのなら合法なのでしょう。
これは一応公式とされる見解があり、クレジットカードの持ち主がどのような用途で利用するかは勝手であるため法的に取り締まることができないようです。商取引の一部であるため民事不介入とされているようです。

現金化業者は悪徳な詐欺業者もいる

現金化業者は悪徳な詐欺業者もいる
クレジットカード現金化を上手く利用することで、私たち消費者の生活もより豊かに、お得なものへと変化していくことだろうと思います。クレジットカードを契約して発行してもらう時点で、キャッシング枠に設定された金額分はもう自分の手元にあるのと同じですから、カード一枚でまとまったお金を調達することが可能になるわけです。
そして、このクレジットカード現金化ですが、まさにカードが無ければ現金化をする事が出来ないわけで、そのためには名義人本人のカードと現金還元会社との契約、やり取りが必要になります。

還元会社を予め調べて、いくつかピックアップされている方もいらっしゃるでしょう。初回利用の方なら還元率が何割かアップするキャンペーンだとか、キャッシュバック増額といったサービスも行っているところがあります。しかし逆に、初回利用ということを理由に何らかの手続きで手数料を取ったり、還元率がダウンするなんてところもあるそうです。
還元率はそれはもちろん高い方がいいに決まっていますが、しかしそれでも高すぎるところは本当に気をつけなければなりません。9割以上の還元を謳っている会社は特に注意したほうがいいでしょう。こう言うものは悪徳会社である可能性が十分にあります。

そもそも、その還元会社自体が本当に信用出来るのかどうかが問題です。ちゃんとその会社が存在しているのか、連絡先は?住所は?色々と事前に調べておくことはあります。それに契約内容と少しでも違った部分があれば、すぐに疑うべきです。